片麻痺の手の訓練:スパイダースプリント

今日は、片麻痺の手の訓練で使用しているスパイダースプリントについて紹介します。

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形状記憶合金であるピアノ線の弾力を利用して、麻痺のある指を開き、随意運動(手の動き)を見える化して、動作の再学習を行います。

通常、強い麻痺がある手は握りこんでしまっていて、力を入れようが抜こうが、ほとんど動きがなく、正しく動かせているかどうか確認することができません。

スパイダースプリントは、ピアノ線の弾力で握りこむ力を相殺し、わずかな力を動きに変えることができます。

訓練開始2か月で、横つまみができるようになり、お菓子の袋を両手で開けられるようになった方もいますよ。詳しくは当施設にお問い合わせください。

参考記事:彩作業療法士の個人ブログ「OTたけじゅんの地域リハブログ

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